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■ 1964年の東京オリンピック開催当時の鹿児島市電。
統一されたデザインでシンプルな外装は、私の子供時代の電車のイメージを決定づけた。
だが、今日検証すると、鹿児島は東京、大阪、福岡などの都市圏の電車の中古を使っていた。
日本政府は、中古電車を外国に輸出しながら、日本国内でも中古を使わせる。これは、経済合理性では説明がつかない。
つまり、体裁のいい「いじめ」だった。
鹿児島市交通局200形電車
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鹿児島市交通局200形電車
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■ ところが、日本の高度成長期の頃、鹿児島の市電は、まるで「チンドン屋」と言わざるを得ないほどの見苦しい外装に覆われた。これも経済合理性では説明がつかない。
■ ところが、2007年頃から鹿児島市電の様子が変わり始めた。外装広告が減ってきた。そしてほんの一部ではあるが新型車両も導入されだした。
だが、これには、思い出す事件が山ほどある。
この頃、私に対する組織ストーカーをはじめとする嫌がらせが強烈になり始めた。理由は、おそらく私の始めた趣味のホームページだったのだろうと今では思う。
私は、以前サラリーマンをしていて、企業内では裏に表にかなりのいじめを受けていた。普通の人にはとても耐えられないレベルだった。
だが、私の関心は、「恨み」や「復讐」ではなかった。私は、生物学的に人類社会学的に、このような集団によるいじめは説明がつかないと信じた。
そして、必ず論理的に原因を論破できると信じた。だから、嫌がらせが露骨になればなるほど内心では興奮していた。
鹿児島の街づくりは滅茶苦茶だ。電車や鉄道は、わざとらしい「踏切」にあふれている。
しかも、私が徒歩、自転車、自動車で踏切に近づくと、待っていましたと言わんばかりに遮断機が下りるようになった。
それも頻繁ではない。100パーセントになるようになった。鹿児島は地方都市で、電車は約20分に一度の頻度だ。
それで、鹿児島市の交通局に苦情の電話を入れた。
ところが、交通局の担当は、「私たちは福岡の国土交通省九州地方整備局の指導に基づいて仕事をしている。そちらに聞いてくれ。」と言う。
すぐに、福岡の国土交通省担当に電話する。すると、「確かに私どもが指導しています。」「責任を取る覚悟がありますか。」「もちろんです。」
これには本当に驚いた。国も県も自治体も何もかもデタラメだ。お金だけ鹿児島市民の税金と運賃を使って、国が好き勝手をしている。しかも、住民の苦情など全く聞く耳を持たない。
道州制の導入などという議論が盛んだが、その必要はなさそうだ。もうすでに、完全な道州制になっている。
■ そして、気が付いてみると、外装広告の電車は、いつのまにか目立たなくなった。そして、新型車両も見るようになった。
これは、心を入れ替えたと言うよりむしろ、逃げ足が速いと言うべきだろう。